Ginger Sun

 

今夜のお茶は『Ginger Sun』

生姜の香りがふわっと広がるあたたかいお茶。

 

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今日は目が覚めたら16時で、一日中眠り続けた日でした。

 

停滞の続くこの状況、わたしが最も嫌いな退屈な毎日。

全てを投げ捨てて終わりにしてしまいたい。

そんな、投げやりな気持ちで毎日をやり過ごしています。

 

 

数年に一度、人生のどん底のような日々がやってきます。

高校一年生の頃がまさにそれで、今それが再来しているような感覚です。

 

何をやっても上手くいかなくて、誰といても、何をしても楽しくなくて、未来に希望なんて持たなくて、全てがどうでもよくて、今全てを終わらせられたらどんなにいいだろうって毎日のように思っている。

 

 

そんな日常の繰り返し。

退屈でしかない毎日がこの先もずっと続くとしたら、わたしはもう終わりでいい。

 

物語のように、完結があるのだとしたら今がおしまいで構わない。

毎日そんなふうに思って生きている。

 

 

終わりは救いだとわたしは思うのです。

 

物語には終わりがある。

物語のその先で、登場人物たちの日常は続いていてその先にとても大きな困難が待ち受けていたり、不幸になったとしても。

物語には終わりがある。

ハッピーエンド、めでたしめでたし。

それで終わってしまえば、そのあと起こりうるどんな困難も不幸も関係ない。

 

だから、終わりは救い。

 

 

高校一年生のとき、あのどん底のような絶望の毎日の中でわたしはどうやって生きていたんだっけ。

どうやってあの日々を乗り越えて、どうやってあの日々を終わらせたんだっけ。

 

今ではもう、思い出せない。

 

 

人生のエンドはきっとまだ遠い。

そうでなかったとしても、わたしが望むタイミングにわたしが望む形ではきっと訪れない。

 

それまでわたしはどうやって、この退屈な毎日をやり過ごせばいいのかな。

 

 

 

物語の終わりを焦がれて、わたしは今夜も眠りにつく。