Pleasant Leisure Time Herbal Tea
今宵のお茶は『Pleasant Leisure Time Herbal Tea』
毎晩お茶を飲みながら、文章を書くこの時間が日常に馴染んできました。
お茶の名前を見て思ったのですが、わたしは余暇の過ごし方が下手です。
まず、友だちが少ないから出かける用事がない。
人と仲良くなるのは得意で、人付き合いが苦手なわけではない。
でも、よく会って話をしたり出かけるような友だちは少ない。
本当に大事な友だちが少しだけいればそれでいいと思っているからそれで構わないのだけど、そのせいで余暇を誰かと過ごすということに慣れていないのかもしれない。
出かける習慣がないから、休日はだらだら昼まで眠って、お腹が空いたら何が食べて、眠くなったらお昼寝して……という具合に無駄に時間を浪費して終わっている。
もちろんのんびり過ごす休日が嫌いなわけではないけれど、退屈だなあと思う。
どうしてこんなに休日の過ごし方が下手なんだろうと思ったけど、そもそも休日というものに慣れていないことに気づいた。
大学一年生の頃から週5で通学に往復7時間かけての学生生活。
朝は早いし夜は遅く帰ったら課題をやって寝るだけの平日を過ごし、土日は10時間アルバイトに励み、長期休みもバイトしかしていなかった。
大学二年生からは一人暮らしを始めて、通学時間は減ったもののバイトをふたつ掛け持ちし始めて、バイトばかりしていた。
今もそう。
四年生になって授業が減ったことで突然休みの時間が増えたことに最初は喜んだけど、そんなに時間があってもお金はないし、時間だけ無駄にあってもすることはないし、退屈だからとりあえずバイトしてお金を稼ごうとシフトを大量に入れる……。
そんな生活に慣れているせいで、休みの過ごし方がとにかく下手。
わたしは飽きっぽくて、とにかく退屈が嫌いなのです。
だから、余暇をもっと楽しく上手に使えるようになればわたしの人生は少しは退屈じゃなくなるのかもしれないな、と思い当たった。
幸い、来年からは社会人。
時間の自由は減るかもしれないけれど、金銭的には今よりは余裕ができると思いたい。
だから、楽しく愉快に生きよう。
わたしは自由なのだから。
思えばわたしはずっと退屈だなと思って生きてきた。小学校も中学校も高校も大学も。
同じ毎日の繰り返しで、楽しいことが少しあってもすぐに飽きる。
でも退屈にしてきたのは自分自身で。
わたしは自分の人生に怠惰だった。
もっと貪欲に楽しさを見つければよかった。そんなの、退屈に決まってる。
言い訳ばかり言って諦めてきたことがほとんどだった。
何か思いついても、いつか、いつかって夢見るばかりで実現させようと努力したことって全然ない。お金も時間も作ろうと思えばいくらでも作れる。それをせずに退屈だと言っていただけのわたしは自分の人生を諦めてきた。
もう一瞬も無駄にしたくない。
だから、これからは全部やる。やれることは全部やる。とにかく挑戦する。ちょっとくらい難しくてもなんとかなる。
自分の人生を諦めない。
怠惰に過ごさない。
楽しくさせるための努力を惜しまない。
そしたらきっとキラキラするから。
わくわくしちゃうな。
だって、今までの人生でこんなに自由だったことなんてないもの。
今まで縛られてると思って、お金がない時間がないを言い訳にいろんなことを諦めてきた。
もうそんな言い訳はどうにでもなるってことをわたしは知ってるし、
もう何も諦めなくていいんだ。
わたしはもう自由なんだ。
人間は気づいてないだけで、自分が思っているよりも本当はずっと自由なのかもしれない。
つまらないことに囚われていないで、飛び込んでみよう。
これからはきっと最高しかない。